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1年で10キロ減!-「がんばらない」のが成功の秘訣 その2

反省「これまでは、自分を ”モデル” と比較していました」

 私は25年もの間ダイエットをくり返してきましたが、その間何度「目標体重」を誓ったことでしょうか。

 1年に最低4回はダイエット宣言をします。

まずお正月の初詣で「今年こそはやせられますように」とお賽銭を投げます。

新作の水着が発表になる夏前には「今年こそは水着を着よう」と決意します。

3回目は秋の健康診断、それから師走の忘年会シーズンで合計4回です。

そこに単純に25年を掛けると、ちょうど100回です。

 つまり私は最低でも100回はダイエットを決意し、そのたびに「日標体重」を決めていたのです。

 ところがよくよく考えてみると、私はある「きっかけ」から、自分の身長ではやせすぎともいえる「45キロ」を目標にするようになったのです。

67キロもあるのに突然45キロを目指すこの愚かさ…その「きっかけ」となった出来事とは…。

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もっと素敵に写真に映りたいんです!

 太りはじめて5年目くらいになる15歳のとき、私は親友と近くの英語塾に通っており、ここにJというハーフの女の子がお手伝いで来ていました。

栗色のロングヘア、透き通るような白い肌、華奢な体をした彼女は、外国人の友人がいなかった私にはまったく別世界の人に見えました。

 あとになって彼女は雑誌のモデルをしていることがわかったのですが、英語のクラスで講師のお手伝いをするかわいい姿は生徒たちに大人気で、撮影をお願いされてはにっこりと写真に収まっていました。

 私も当然彼女に憧れましたが、隣に並ぶのが恥ずかしいので遠くから見ているだけでした。

そんなとき、親友と同じクラスの友人に「私たちも一緒に搬ってもらおうよ~」と連れて行かれ、こともあろうに彼女の隣に立って撮影することになったのです。

 (ああ、隣なんていやだな…)と正直、思いました。

 太っている私は、たとえ自分だけでも写真に撮られるのがきらいだったのです。

 いざシヤッターを押す段になると、そこに並んだ4、5人がカメラの枠に収まらなかったらしく「もうちょっと寄って寄って~」の声がかかりました。

私は不本意ながら彼女のほうに少しだけ近寄りました。

そこで彼女の華奢な体を押すような感じになったのですが、その瞬間彼女の顔に「なに、この大きな子」というような表情が走ったのです。

 ――ショックでした。

 このような状況を被害妄想が強いというのかもしれませんが、太っていた私はこのときだけでなく、あらゆる場面で似たような思いをしていました。

太っていることで人からうっとうしがられたり、迷惑そうな表情をされたりすると、音が聞こえるくらいグッサリとショックを受け、胸のあたりが痛むのです。

「自分に合った目標」が成功への近道

 私は彼女の視線にショックを受けつつも、彼女がモデルをしている雑誌を買って家に持ち帰りました。

そしてぱらぱらとページをめくっていると「本誌のモデル」を紹介しているページにスリムな彼女がスラリと立っていました。

 モデル名一J・M 身長:165センチ、体重:45キロと書いてあります。

 「私と同じ年齢で同じ身長だ・…45キロになると、あんなにきれいになるんだ!」と私は瞬時に思いこんでしまいました。

 これが間違いの始まりだったのです。

 大きな胸の痛みとして残った彼女の「体重45キロ」。

私は話したこともない彼女の名前を、今でもフルネームで言えます。

そんな強い衝撃を受けるほど、彼女はかわいくて素敵だったのです。

 私はそこで張り合おうとする自分の愚かさに気かっかず、今日までずっとダイエットの目標を45キロにしていました。

 ダイエット歴25年。

自分に可能な数値はもうわかっています。

 45キロを目標にするような無謀な真似はしません。

 無理のない目標を設定して「このダイエット法」を始めます。