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勝負の分かれ目は、 食前の5秒! その4

実行②「”バランス感覚” さえ身につけば、リバウンドはいっさいナシ!」

 私がダイエットをしていた1年間のうち、たった1日で大きくリバウンドした日がありました。

体重計に乗ったら前日に比べて1.8キロも増えていたのです。

 (あら~やっぱり。やっちゃった~) ダイエット期問365日の中で、もっともショックを受けた瞬問です。

 原因は明らかです。

前日のパーティで料理を完食したのです。

 この日は、友人が関西に転勤になるというので仲間内でパーティを催しました。

人数は5人。

この人数で貸しきることができる隠れ家風のレストランを予約したため、誰に遠慮することなく楽しみました。

その安心感が食べる量に拍車をかけたのです。

 5人でも予約できるこのレストランは、第二の人生を楽しんでいるオーナーが趣味で開いた店です。

元サラリーマンだというオーナーは、その料理の腕前をここぞとばかりに振るってくれたのです。

そのため、ダイエット中でなくても多いと思われるボリュームたっぷりのパーティディナーが並びました。

 バイキングスタイルでなく個々に出される手作りの料理。

これがまた文句なくおいしかったのです。

 「うわ~、おいしい!」とみんなで大いに笑い、大いに食べました。

 そして翌朝。

 (たぶん、ではなく確実に増えているな…)と思いつつ体重計に乗りました。

 +1.8キロ! です。

私のダイエット期問は12月20日まで。

ぴったりあと10日です。

 このパーティの前日、私の体重はすでに目標に届いていて「もう安心」と余裕の状態だったのですが、それが+1.8キロです。

友人を誘って始めたクリスマスダイエットも同時進行しています。

 もし目標がクリアできない場合は、クリスマスディナーをおごらなくてはなりません。

友人ふたりとも達成できていたらふたり分です。

 (う~ん、これは大変だ! 1.8キロ戻さないとおごることになってしまう…) 私はちょっと焦りました。

忘年会シーズンまっただ中で、20日までにあと1回、フレンチレストランでの着席パーティもあります。

 これではまずいと思いました。

そしてよく考えてフレンチレストランに電話をしました。

私かパーティの幹事だったので料理の詳細を確認したのです。

するとやはり通常よりもボリュームのあるコースだったので、ダイエット中の友人たちにも確認してそれぞれの料理の分量を調整してもらいました。

 パーティでは誰もが雰囲気や人数に合わせて多く食べてしまうことを父に教えてもらいましたが、サービスする側にも同じことがいえます。

大勢になると、いつもよりたくさん出してくれるのです。

▼日本人は「カロリー過多」になっている?

 欧米の方なら体が大きい分必要な摂取カロリーも高いので、それくらい食べても大丈夫でしょう。

でも日本人は小柄です。

それなのに食事の量は海外とほとんど変わらず、通常のコースの量も多すぎるのです。

 私は英国の大学寮に滞在していたときもまたダイエットに励んでいたのですが、学食に行くと各国の友人たちの食べ方が大変おもしろく、いつも観察していました。

 英国の料理はまずい、とよく言いますが街中のレストランに文句は言えません。

一食100円くらいで作っている学食は感想を言えないほどの昧です。

 大学寮の夕食のメニューは簡単で ”フィッシュ&チップスの日” 以外は肉料理でした。

日によっていろいろなソースでバリエーションをつけた肉に、ゆですぎともいえる温野菜が1品ついてきます。

これに文句を言わずに食べるのがおとなしい日本人と礼儀正しいドイツ人、慣れている英国人と意志の強い北欧の人たちです。

 そしてここからは各国の ”注文合戦” が始まります。

 フランス人、ベルギー人はクリームソースを多めにしろと言い、イタリア人はパスタかマッシュポテトをつけろと言い、スペイン人はおいしいオリーブオイルとトマトにアンチョビはないのか? と主張します。

 そして食事の内容に文句は言わずとも、バイキング形式になっているフライトポテトを大量にとり、共用のケチャップソースを自分たちのテーブル用に持っていってしまうのが米国人です。

食事が終わるとソースのビンは空っぽです。

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▼頭を使えば使うほどやせていく

 そして、おもしろかったのは中国、台湾、韓国の生徒たちです。

彼らは学食用の袋みたいなものを持っていて、自国の調味料やソース、保存食などを持参してきます。

何度か食べさせてもらったのですが、その調味料をいくつか和えるだけで学食の料理が豪華なチャイニーズになってしまうのには驚きました。

 そんな彼らに比べると、(なるほど、日本人はやっぱり受け身だなあ~)と思いました。

ドイツ人の友達も黙って食べていましたが、彼はバランスよく食べるということを信条にしていて、自分に必要がないと思うものは堂々と残していました。

 体重が1.8キロ増えて次のパーティで食事の量を調整して以来、私は外での食事内容を細かく確認する癖がつきました。

日本人は食事を残すことに抵抗があります。

残しちゃいけないからと食べてしまうことも多々あります。

 そんな気分にならないですむように、頭を使って食事を ”演出” できるようになると、ダイエットもうまくいくのです。