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勝負の分かれ目は、 食前の5秒! その2

反省「パーティではとにかく ”食べること” に集中していました」

 私は小さい頃からホテルの雰囲気が好きで、両親がなにかのパーティに出かけるときはよく連れて行ってもらっていました。

まだガリ子と呼ばれていた10歳以下の頃でしたから、大人の雰囲気に憧れていたのでしょう。

 (ホテルつてきれい。走りまわったりしないで、きちんとしてるところを見せなくちや!)と変なところに気合の入った子供でした。

 そんなませた子供に、私の両親はいくつかのルールを教えてくれました。

 パーティが立食の場合はあまりたくさん食べないこと、親のそばを離れずに話している人の目を見てきちんと立っていること、そして着席パーティの場合は決してテーブルに肘をつかないこと、髪をいじらないこと、音を立てないことを強く教えこまれていたのです。

 どれも当然のことのようですが、小学生だった私は、(私だって大人のマナーを知っているのよ)とばかりに得意になって、いろいろなパーティを楽しんでいました。

 ところが小学校高学年頃から太るにつれて、だんだんとパーティでのマナーがめんどうになってきました。

原因を太ったせいにするのはよくないのですが、おおかたはそうなのです。

▼「なにはさておき食べる」心理とは!?

 立食パーティの会場には料理がずらりと並んでいます。

もちろん食べていいのですが、それがメインではありません。

そこに集う人との会話が主役です。

 女性も男性もおしゃれをして、多くの人を紹介し合う場所です。

おしゃれをしていけば洋服のことが話題になります。

「あら、素敵なワンピースね」「ヘアスタイルも似合っているわね。

どこの美容院?」という感じです。

そして参加者が大勢いる会場でも人にぶつかったりしないように、スマートに振るまうのです。

 私も ”ガリ子” の時代には、フリルのついたワンピースや英国製のツーピースを買ってもらって、それは得意げに振るまっていました。

「かわいいお洋服ね」「お行儀がいいのね」というのが、なによりのほめ言葉で嬉しかったのです。

 ところが、こんな華やかなパーティの会場の真ん中あたりが好きだった私も、体重の増加とともに壁際に寄らざるを得なくなりました。

なぜなら太ったことでまずおしゃれな洋服が着こなせなくなったからです。

 なんといってもウエストが86センチですから、どう隠しても隠しきれません。

私は両親とパーティに出かけても、「パーティの花」とはほど遠い「壁の花」になっていました。

 そうなると楽しみなのは会話ではありません。

 (なんか格好悪いけどまあいいや…)と唯一の楽しみである料理に直行です。

それも何度も取りに行ってお腹を満たし、疲れたら壁際の椅子に座ってしまいます。

会場の壁に沿って置いてある椅子は高齢者のためのものなのですが、そこにどっしりと座りこんでしまっていたのです。

 太った女の子がおもしろくもなさそうに何度も料理を取ってきてはもしゃもしゃと食べ、シルバーシートに座っているのです。

こんな女の子には誰も声をかけたいとは思いません。

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▼体型が行動パターンを決める!?

 社会人になってからは、それまで両親のどちらかと一緒に行っていたパーティが上司、同僚などと一緒に大勢で行くパーティになりました。

パーティでは知り合いの人数が多ければ多いほど食べる量が増えるので要注意だと言っていますが、その通りです。

 それが同業者のパーティだったりすると、ほとんどが知り合いみたいなもので、よけいに安心します。

その雰囲気が食べる量をさらに増やすのです。

 「大きなお皿の真ん中にちょっとだけお料理をのせるんだよ。そのほうがおいしく見えるからね」と私か幼少の頃、銀座の画廊のパーティで教えてくれた老紳士がいました。

それが今ではお皿に山盛りにして運び、みんなで分けたりしています。

自分も食べたいから多めによそってくるのです。

 私かスリムだったらその行動自体しなかったかもしれません。

 太りはじめていた私の中では、幼少の頃に培った「美しいパーティの図」が崩壊していました。

すっかりその感覚が忘れられていたのです。

 (私の大好きなパーティなのに、いつの問にかバイキングに出かける気持ちになっているじゃないの。なんてことなの!)

 これではいけません。

もう一度きちんとした心構えでパーティに行けるように、そしてパーティで着る服を楽しんで選べるようにダイエットに励みます。