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こんなに食べていいのですか? その3

実行①「タマネギを食べれば食べるほど、体がスッキリしてきます」

 1日1回のおやつの時問をきちんと持てるようになったある日、私は「スペイン料理のレシピ」というホームページを見つけました。

 書き物でパソコンに向かう時問が多い私は、仕事の合間にいろいろなものを検索するのが好きなのですが、彼から「1囗3食、おやつは1回食べていい」というアドバイスをもらってからは、検索するものが文房具や雑貨から料理のレシピやおいしい野菜の通販に変わっていました。

▼スペイン料理はいいことずくめ

 偶然にも見つけたスペイン料理ですが、驚いたのは作り方が至極簡単で、野菜がたくさん食べられるというところでした。

今まで普通の和食もまともに作らなかった私ですが、(これなら出し汁をとらなくていいし簡単に作れそう。温野菜もたっぷり食べられる!)とやる気になりました。

 ここでひとつ、私かアレンジした超簡単スペイン料理を紹介します。

この料理がこのあとのダイエットに大きな影響を与えてくれたからです。

● 超簡単「鶏モモ肉の白ワイン煮」

 【作り方】鶏モモ肉に塩コショウをふり、フライパンで焦げ目がつく程度に焼いてお皿にとっておきます。

フライパンでみじん切りにしたニンニクー片をさっと炒めたら、スライスしたタマネギ2個を投入。

タマネギが茶色くなるまで炒めます。

そしてそこに白ワインと水を各2分の1カップ、先ほど焼いておいた鶏モモ肉を入れ、蓋をして約30分弱火で煮ます。

 

 これだけです。

 簡単ですが、鶏モモ肉が信じられないくらいやわらかくなって、ちょっとしたごちそうに仕上がります。

ポイントは鶏モモ肉、ニンニク、タマネギを焼くときに、少量のオリーブオイルを使うこと。

これはキッチンペーパーになじませて、フライパンを拭くくらいで大丈夫です。

鶏モモ肉は強火で一気に焦げ目をつけ、タマネギと一緒に煮るときは弱火にします。

 料理教室になってしまいましたが、おもしろいのはこれからです。

この料理を作ろうと思ったとき、わが家には(これはもう料理しちゃったほうがいいな…)という夕マネギが10個ほどありました。

そこで私は突然思い立ってその10個のタマネギを一気にスライスし、茶色くなるまで炒めてみたのです。

 すぐには炒まらないので、原稿を書きながら時々台所に行っては混ぜていました。

するとタマネギは自分たちの体の中から思いきり水分を出して、ぐつぐつと煮えているではありませんか。

(あれ? 水入れてないよなあ~?)と思いつつ仕事、まぜまぜ、仕事、まぜまぜをくり返しました。

3時問くらいかかったと思います。

10個の夕マネギは見事なあめ色になってくれました。

 (初めてだ、こんなにタマネギ炒めたの・…さて鶏モモ肉を投入する前に味見してみようか)   

 もんじゃのようにとろとろになったタマネギを、小さいスプーンですくって食べてみました。

 (あ、あっま~い! 何これ!? おいし~!!)。

甘いもの好きの私にはたまらない甘味です。

まるで羊羹のような甘さです。

 そうなんです。

料理をする方は当然ご存じだと思いますが、ユリ科ネギ属である夕マネギは、炒めることで含まれている糖分が濃縮され、あま~くなるのです。

なんでも砂糖の40~50倍の甘さになるといわれているプロピルメルカプタンという成分のおかげだというのですが、私は大感激しました。

 (油も控え目だし、このあと鶏モモ肉と煮こむと、その出し汁でさらにおいしくなるし、ダイエットにいいんじゃない?)

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▼これぞ「ダイエットの友」

 私はさっそくタマネギの効用を調べてみました。

どれどれ…。

 タマネギに含まれている硫化アリルといでの活性を促します(ビタミン胚は神経不安定や疲労、不眠などに効果があるのね!)。

そしてこの硫化アリルは血管が詰まるのを遅らせる働きがあります(テレビなんかでよくやっている血液サラサラつてことね!)。

 また、糖尿病、高血圧にも効果あり(うんうん!)。

不要な脂肪分を排出する働きとともに、良質なタンパク質が豊富に含まれています(ダイエットに最適じゃない!)。

 私はこれを機に、さまざまな野菜の効用を調べてみました。

野菜には私たちを元気にしてくれる要素がたくさん含まれています。

なかでもタマネギは、生で食べるか熱を加えるかでその効用は変わってくるのですが、どちらにしても体にいいことには変わりありません。

熱を加えれば、彼の提案である温野菜の部分もクリアできます。

 ほかの野菜でもよかったのですが、私はなんといってもこの「甘さ」の虜になってしまいました。

 彼のアドバイスでは1日3食おやつ1回で大丈夫、ということですが、過去のダイエットで甘いものを我慢して幾度となくつらい思いをした経験がある私は、いつもどこかに ”甘さのよりどころ” を作っておきたかったのです。

 それがこのタマネギです。

▼「宝物の食材」を発見してください

 その日以来、わが家はタマネギが夕食の主役になりました。

ダイエットも残り半年、というときにはタマネギの箱買いを始め、ダイエット期間が終わるまで毎日のように食べっづけました。

 多めに作って冷凍したりお弁当に入れたりしていると、やはり甘さのおかげなのでしょう、体重が増えたときでもイライラすることが少なくなりました。

 あまり言うとタマネギ業界のまわしものではと思われそうですが(そうではありません)、このタマネギを食べはじめてから3ヵ月ほどで、主人のコレステロール値と血糖値、そして血圧がそれぞれ20~30%ほど下がったのです。

また、いつもティッシュの箱が手放せないくらいひどい私の花粉症も、今年は音沙汰がありません。

 このように食材の中でも自分なりの宝物を発見していけるのが、「YDダイエット」の食事方法なのです。

ダイエットを通して今まで以上に頭を使うようになり、それが運動量やカロリーの消費量につながっていくのです。