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こんなに食べていいのですか? その2

反省「”食べないようにしよう” が太るモト?」

 1日3食おやつ1回なんて夢みたいな話です。

 ダイエット中にいいのかしら? と思い、私は再度彼にメールを送りました。

 「食べすぎじやないですか? おやつもいいなんて…」

 と送ったところ、すぐに返事が来ました。

 「今のあなたは1日3食おやつ1回ができていますか?」

 ―私は自分の食生活を振り返ってみました。

 私の食事といえば、朝は食べたり食べなかったりです(ここでもうアウト)。

そしてどちらにしてもお昼前にお腹がすくので、編集部にあるおやつをつまみます。

それも種類があればあるほど食べます。

 私も含めて太っている人というのは、外的な魅力に弱いのです。

そのため種類が多いとか老舗の和菓子だとか、高級なケーキ、有名なレストランのものなどという理由だけでもつい手が出てしまいます。

 彼によれば、このような状態を「外見摂食(エクスターナルーイーティング)」といって、これが肥満になる大きな要囚だそうです。

 まさにその通りなのです。

 また、私は太っている人が ”食べ物” に執着してしまうのは、ほかにも理由があると思います。

やせている人は食べ物と同じく洋服にも興味が持てるので、(太ったらあのかわいい服が着られない…)というような抑制がききます。

一方で、洋服はとりあえず入るものでいいとなると、食べることが唯一の楽しみになってしまうのです。

▼「私の食生活は、おやつに支配されていました」

 私はこうしてお昼前にお菓子を食べ、ランチもしっかりと食べます。

「お菓子を食べすぎたから」と言ってランチを軽めにすることはありますが、それでも3時頃になると「おやつの時問だ」と言ってまた食べます。

 そして夕食は大好きなお酒、つまみ、お酒、つまみという感じで食べます。

当然帰る頃には満腹です。

それなのに、またコンビニでシュークリームやアイスを買って帰宅してから食べ、翌朝「やっちゃった~!」となるわけです。

 う~、「1日3食おやつ1個はすごく素敵! 楽勝!」と思ったのですが、ぜんぜんできていません。

こうしてみると私の「食生活」にはおやつが多すぎます。

 また、もうひとつつらいことがあります。

それは、ケーキも和菓子も本当は大好きなのに太っているとそれを素直に言えないことです。

「そういうものが好きだから太るんだよ」と言われるのがいやだから「甘いものはあまり好きじゃない」と逆のことを言ってしまうのです。

でも結局は手を出してしまって、普通の人より食べているのです・… なんという矛盾。

悲しい矛盾です。

 本当はお菓子も気分よく食べたほうがいいのは、頭ではわかっています。

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▼大好きなものを1日1個食べる

 毎日のように歩く駅までの道の途中に、「モンサンクレール」という有名な洋菓子店があります。

入り囗の前を通ると芸術的ともいえる華やかなケーキが並んだショーケースが見えます。

 私はここを通るたびに横目でそれを見て(い~な~)と思います。

あまりにも有名なパティシエの店なので行列もできるほど。

時折その有名なパティシエが歩いていたりもします。

 私は面識がないにもかかわらずそのパティシエを見るたびに「あなたの美しいケーキが食べられなくてごめんなさい!」とうつむいてしまうのです。

 もちろん喉から手が出るほど食べてみたいのです。

お店の中に入っておいしそうなケーキを選んで、中にある喫茶店でお茶をいただきながら優雅な時間を過ごしたいのです。

でも、”ケーキは食べちゃだめ” という長年の思いこみが、念願の優雅なティータイムを阻んでしまいます。

 しかしどうでしょう。

客観的に見てみると、私は本当に愚かなことをしています。

 まず編集部でお菓子を1個、2個とつまんでいます。

お昼前に食べて、あっ、また夕方にも。

そしてお酒を飮んだあとにシュークリーム? …とんでもないことです。

カロリーのことを考えても、美しいケーキが2、3個食べられそうではありませんか。

 私は決めました。

 彼の提案してくれた ”1日3食おやつ1回” のうち、まずは「おやつ1回」の部分を頭を使ってなんとかするのです。

私の「食事」はここからです。

 それができたら2番目の温野菜をとること、3番目の盛りつけを工夫することを加えることにしました。

「YDダイエット」は無理のないダイエット、一生続けられるダイエットですから、積み重ねが大切です。

 こうして私は、まずおやつ1個への挑戦を始めました。

今まで気持ちの赴くままに手を出していたお菓子類を我慢するのは、やはりちょっと大変でした。

でも、大好きなものを1日1個も食べられるのです。

ほんのちょっとの我慢でいいのです。

 私はある土曜日、思いきって有名パティシエの店のドアを開けました。

 (うわ~、素敵なケーキがいっぱい! どれにしようかな…) そうして芸術的な美しさを放つチョコレートケーキを選び、喫茶に座りました。

紅茶とともに運ばれてきたチョコレートケーキ。

私はフォークで少しずつ囗に運びます。

 「こんなにおいしいならもっとはやく食べるんだった…」涙が出るほど幸せな気持ちになりました。

 これまで1日に何度となくあった気分のすぐれないおやつの時間が、優雅なティータイムに一変した瞬間です。

▼「仕事が忙しいから」は言い訳になりません

 この日をきっかけに、私のおやつの時間はゆっくりとした空気が流れるようになりました。

そして朝唇一夜の3食も、抜いたりせずに規則正しく食べられるようになってきました。

 実は今回の「YDダイエット」の中では、この食生活を整理整頓する部分が一番できていないところでした。

「仕事が忙しいから」を言い訳にしてはいけません。

 食べるというのは本当に大切なことなのです。

 私は根本的なところができていなかったために、無駄なダイエットを続けてしまっていたのです。